オータムシーズン第5回目のテーマは「少林寺拳法」探検です!
隊員のみんなも“どんなことをやるんだろう…?”と、 気になりながらどきどきの探検がスタートです!
今回は、少林寺拳法茨城つくば道院から後藤先生をはじめたくさんの先生が来てくれました!


中には、普段お坊さんをやっている人も👀!!
まずは、少林寺拳法を初めてやるみんなにどんなスポーツなのかを教えくれました。
少林寺拳法とは、その名の通り“武道”です。
少林寺拳法は、
「宗道臣(そうどうしん)」という人が、戦後の日本において ~平和で物心共に豊かな社会をつくりたい~という想いから少林寺拳法を創始しました。
少林寺拳法って聞くと、中国のスポーツ?と思ってしまうけど、 それは「少林拳」で、「少林寺拳法」は日本で生まれた武道なんです!
少林寺拳法は基本的には“護身術”で構成されているので、 相手の技を受けて反撃する技で成り立っています。
少林寺拳法は、
小さな力で大きな効果を発揮する関節技や返し技など全部で600種類以上技があるんだって。
また、少林寺拳法は、技の強さだけでなく、 修行を通して、つよくて、優しい、かしこい人を生むこと。
すなわち自分自身の内面にある心を強くすることも目指しているんです。
今回の探検を通じて、そんな人間になれるよう先生方に厳しく教えてもらいましょう!(笑)
初めてのスポーツにイメージがわかない隊員に向けて実際の組手も見せてくれたね!


少林寺拳法では、「組演武」と言って、二人一組になり演武を披露します。
最初にみせてくれた先生はなんと親子! 親子で組演武をして技を披露してくれました。
「はっ!」「やっ!」など大きな声を出しながら、いろんな技が繰り広げられます。
次に見せていただいた組演武では、一人がナイフ(※もちろん偽物です)をもって 襲ってくるのでそれを関節技など、自分の身ひとつで防御する演武でした。
少林寺拳法は、相手を傷つけるものではなく、 いかに自分の身を守れるか?といったスポーツなんだね。
2つの演武を見ることで、少林寺拳法がどんなスポーツなのか、
だんだんイメージはわいてきたなか?
では、早速実践です!
今回の探検では、座り方をはじめとし、基本姿勢やいくつかの技を教えていただきました。
まずは、座り方から。
座禅を組んだ姿勢で、両手をかさねて、右手の親指が上になるように手を握ります。 もちろん、背筋はピンと伸ばしてね。
その座った姿勢から瞑想もしました。
武道を行う上で、心を整え、自分と向き合うことはとても大切です。
姿勢を正し、目をつぶり、自分に話しかける。 「昨日はどんな一日だったかな?」「今日はどんな一日になるかな?」
「どんなことをがんばろうかな?」 いつもはざわざわしている探検隊の雰囲気も一気に静かになりました。


瞑想をしていると、先生がなが~い棒で床をたたきます。 「バン!!!!!」 と大きな音が鳴った瞬間にその音に負けないくらいの大きな声で「やー!」と声を出し気合いを入れます。
これで少林寺拳法に向かう姿勢は整いましたね。
今回の探検では、主に上半身を使う技を教えてもらいました。
今回のポイントは必ず「笑顔でやること」。 真顔でやっちゃうと、本気のケンカに見えてしまいちょっとこわいので、 笑顔で突くこと、笑顔で組手をすること。これが今日のポイントです★
まずはこぶしの握り方と「突き」のやり方。


少林寺拳法の基本です。
親指を立てた状態で「突き」をしてしまうと、親指が折れてしまいます。 親指を曲げて、✊を作ったら、自分のこぶしで作った面で相手を「突き」ます。
よ~し!先生たちにむかってパンチだ!


全力で向かっていっているはずなのに、 普段鍛えている先生方は、なかなか倒れてくれません💦
しっかり腰を入れて自分の体重をこぶしにのせて~! だんだんと1回の「突き」に重みが出てきましたね。
