スポーツ探検ウインターシーズン5回目は…「バスケットボールと車いすバスケットボール探検」!
今回は『もえぴー』がレポートするよ~♪
なんと今回は特別に180分で2種目を探検する特別プログラムです!
今回探検する車いすバスケは、“パラスポーツ”と呼ばれ
パラスポーツの中には、これまでみんなが探検したことがある
ボッチャやシッティングバレー、ブラインドサッカーなどがあります。
車いすパスケは東京パラリンピック種目でもあったね!
みんなテレビで見たりしたかな?
見たり、聞いたりしたことがあってもなかなか体験することがないスポーツの1つです。
今回の先生は、シッティングスポーツ協会から
ばな先生となつ先生の2人が来てくれました!
ばな先生は、車いすバスケ女子日本代表の監督経験もあり、
現在は車いすバスケの指導・普及に努めています。
なつ先生も、東京パラリンピックの車いすバスケ女子日本代表のマネージャーを務めていたりして、
お二人ともスゴイ経験の持ち主です!!
車いすバスケがどんなスポーツなのか、
どんな魅力が詰まっているのかたくさん教えてもらおうね😄
まずは早速車いすに乗ってみよう!!
車いすバスケで使う車いすは競技用のもので、
ぶつかったときに足を守るためにバンパーといわれるものがついていたり、
転倒防止のキャスターがついています。
タイヤもハの字に広がっていて、みんなが見たことがある車いすと見た目からちょっと違っているね!
正しい乗り方や車いすに乗った時の注意事項、
車いすのコントロールの仕方を教えてもらったら早速1つ目のゲームです!
車いすにのってバナナおに~!!
鬼にタッチされた人はバナナになってしまうので、他の人が助けてくれるまで動くことができません。
行きたい方向にいくには、タイヤをどう動かせばいいんだっけ…?
タッチされた人のところに行くまでも右往左往…笑
鬼のばな先生がすごいスピードとコントロールで
どんどんみんなをバナナにしていきます。
みんなも助けたい一心で、だんだんとコントロールが上手になって
行きたいところに少しずついけるように・・・!
バナナにぶつからないように気をつけて~!
車いすのコントロールになれてきたところで、早速車いすバスケのゲームに
挑戦してみよう!とのことでチームに分かれて、試合をしてみました。
短い時間ですが実際にゲームを体験してみて、
「ボールをもってうごくのが難しい!」「パスをとるのが難しい!」
一番よく聞こえてきたのは、「シュートが難しい!」
いろんな声が聞こえてきました。
今日は半日という探検隊にとってはなが~い時間でも、
個々のスキルを高めるためには、短い時間しかありません。
例えばドリブルが上手になる!など個人の技術を高めるのには、
1年以上の長い時間が必要になりますが、
実は短い時間でも上達できるスキルがあって、
パスを通せるようになる!は、
出し手と受け手のコミュニケーションで上達することができます。
今日は短い時間の中でも、みんなが車いすバスケを楽しむことができるような練習をしていきましょう!
と、いうことで一度車いすから降りてボールハンドリングの練習です!
ボールをいかに自分が思うようにコントロールできるか…。
ボールを真上に投げて手をクラップしたり、
その場でドリブルしたり、ドリブルで足の下を通してみたり、いろんな動きに挑戦しました!
チームで分かれてドリブルリレーにも挑戦したね!
次にパスを練習。
チェストパス、バウンドバス、フックパスの3種類を練習しました。
今日はただパスを出すのではなく、出し手と受け手のコミュニケーションが大切です!
パスを出すとき、受け取るとき、相手の名前を呼んで声をかけあおう✊
パスは相手がキャッチして成り立つものだからね!
車いすに乗ったら、自分が思った通りにすぐ動けるわけではなし、
さっき実際に乗ってみて、その気持ちがすごくわかるので、
いつも以上に相手がとりやすいパスを意識して、練習だ!
少し休憩して、次は車いすに乗って
ドリブルに挑戦です!今回は特別ルールとして、
2回漕いだ後にボールを上にあげるドリブルでリレーを行いました!
車いすの操作にボールの操作、やることがたくさんあって大変!
でもみんなどちらのコントロールもだんだんと上達していきているよ👏
さぁ次は、基本練習の最後。
ドリブルをしたところから、シュート!の練習!
試合でみんながつないだボールで得点をとるためにも
欠かせないスキルの1つですね!
パスの練習を丁寧に行ったので、みんな最初の試合よりも
狙ったところへボールを投げることが上手できているね!
ゴールが受け手だと思って、パスする気持ちでシュートしよう!!!
ドリブル、パス、シュート。
車いすに乗った状態、乗っていない状態どちらでも練習して
前半は終了。30分休憩をして後半戦のスタートです。
ずっと動きっぱなしで、休憩してほしかったのに、
みんな中々乗ることのない車いすが気に入ったようで…
自然とバナナおにが始まり、休憩どころか汗だくに。笑
でも遊びがみんなを成長させるって本当だね。
止まったり、加速したり、曲がったり…
最初にバナナおにをしていた時よりもスピード感も違い。
車いすのコントロールもどんどん上手に。笑
休憩時間なのか、休み時間なのか…あっという間に終了して後半戦がスタート!
後半戦最初は、「けいどろ」!
隊員たちから歓喜の声が。
バナナおによりも鬼(けいさつ)の数が多いぞ~💦
上手に逃げ切れるかな?
と思っていたけど、上手に車いすをコントロールしていて
牢屋に捕まってもすぐ脱走してしまいます。笑
ウォーミングアップも終了したところで、
次はボールを持って、スキル練習。
試合をしたときにパスを上手に受け取れずにボールが転がって行ってしまうときがありました。
その時に、車いすに乗りながらボールを拾う練習です。
車いすのタイヤをつかってボールを拾う方法。
先生みたいにスムーズにはできなくても、練習するうちに
ボールを拾えるように!
次のシュート練習ではできる子は、
実際にボールを地面にバウンドさせながらの
ドリブルでシュートまでいく練習を行いました。
よ~し、試合前の最後の練習!
チームに分かれて、実践を想定したパスゲームをやってみよう!
みんなで円陣を組んで、まん中に1人鬼を置きます。
鬼にボールをとられないように、時間内でたくさんパスを繋ごう!
さっき練習した3種類のパスだったり、コミュニケーションをとることを思い出してね。
最後は総当たりでの試合です!
おやさいチーム。
ぶるぶるブルドックチーム。
バナナチーム。
トマトチーム。
今回は4チームに分かれての対戦です。
コートの両脇には車いすから降りたリーダーが神様役として立っています。
神様にパスをすれば神様がコートの外でボールを運んでくれるかも!?
さぁみんなやる気満々で総当たり戦のスタートです。
1年生から6年生まで、リーダーも混ざって
みんなで試合をすることができました。
試合は勝ったり負けたり接戦でした!
でも1番最初にやったときはボールを持った人にみんなが集まりがちだったけど
パスが通るようになり、得点もたくさん入るようになりました!
ボールがころころコート外に転がっていくことも少なくなり、
どの試合もいい試合でしたよ😄
180分長いようであっという間でしたね。
年齢、性別も関係なくみんなで楽しむことができるのも
パラスポーツの魅力の1つだね。
最後に今日やってみてどう感じた?の質問に、
「座ったままできるから足がケガした人でもできそう!」って声もありました。
車いすバスケは、座ったままでもバスケを楽しむことができるので、
ケガをしていたり、走るのは大変なお年寄りの人も楽しむことができるスポーツなんだって!
今日の探検を通して体験したように、
パラスポーツは障がいを持っている人のためのスポーツではなく、
年齢や性別、障害の有無によらず、ちょっとの工夫でみんなが楽しむことができるスポーツです。
車いすバスケって、こんなスポーツなんだよ!
こんなところが面白いんだよ!ってたくさんお話してくれることで
車いすバスケの魅力がどんどん広げていってね。
これで車いすバスケ探検は終了します!
次回は「ボウリング」探検です★お楽しみに(^o^)♪
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